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東京
セルフライナーノーツ
1.東京
"22"のリリースツアーを終え、京都から夜行バスに乗り、東京に帰ってきた朝、学校にいかず明らかに寄り道をしているであろう女子高生を見かけました。そういえば僕も通学途中、学校にこのままいかず熱海まで行ってやろうかと何度も考えたことがあったなあと思ったり。(かつては東京上野ラインユーザーでした...)それに、同年代の友人たちの多くは就職をする歳になり、仕事に熱中している者、合わなくてやめてしまった者などいろいろな話を聞きます。僕が東京という街に住み始めて3年弱が経とうとしていますが、いまだに、余裕のなさそうなキリキリとした空気感には慣れません。それは故郷のゆったりとした空気感を知っているからなのでしょう。僕はそんなことを伝えたくてこのエゾシカをやっているのかもしれません。この「東京」は、まるで田舎に小旅行にいくかのようなそんな余裕感をこれからも大事にしていくぞ、という決意表明です。This is ベッドタウン・ポップ!
2.Vitamin Girl's Psychedelic Smile
この曲は池田エライザちゃんに捧げようと書きました。(最初のテーマは魔性の女でした...きっと彼女はそんなことないと思います、本当にすみません)僕は彼女に非常にミステリアスなイメージを抱いておりまして、他の曲と比べ歌詞も曲の構成も複雑なものにしています。この曲で一番聞いてほしいポイントはCメロです。ここで実は曲のキーが半音上がっているんです。ちょっとヘンテコなダンスナンバー。是非聞いてみてください。
(ちなみに口紅はシャネルの91番を使っているらしいです。)
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